第31回浦安大家塾を開催しました!_2015年1月31日
今回は、
不動産投資の体験談!Part T
〜遠隔地投資と区分投資、2大投資法の現実と実態とは?〜
というテーマで開催しました。
「いろんな投資法があるけど、自分に何が向いているか分からない・・・」 | |
「自分に遠隔地投資ができるかな・・・」 | |
「他の大家さんって融資を一体どうやって引き出してるの?」 | |
「区分投資法って本当に儲かるの?」 |
という疑問などがある程度解決できる回になったのではないかと思います。
今回はお二人の大家さんの不動産投資の体験談発表。
お一人目は、Hさん。
遠隔地で、仙台・山形・茨城で賃貸物件を経営されています。
Hさんは、サラリーマンとして、転勤族でした。
その転勤先で不動産を買い進めたところ、結果として、遠隔地投資になった、といいます。
地方の物件ということもあり、かなりの激安で取得されています。
うち一つは激安中古戸建だったのですが、これを例に修繕等で得られるキャッシュフローの実に7年分に相当するコストがかかってしまったという話をされました。
はじめご本人は、それを失敗、と話しておられましたが、私は決してそうではないと思っています。
というのも、短期のローンを組まれているので、修繕がなかったとしても、もともとキャッシュフローは出ていない物件です。
もちろん、「それならばキャッシュで投資しないと意味ないでしょ。」という意見はあるかもしれません。
しかし、短期のローンを組んで物件を購入するというのも、一つの重要な方法ではないかと思ってしまいます。
短期のローンというと、必然的にローン返済のうち、元金の占める割合が高くなります。
今月の一冊ということで、今月は、冒頭、沢さんの新刊「お宝不動産」で金持ちになる!-サラリーマンでもできる不動産投資入門をご紹介させていただきました。
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この中で、
・キャッシュフローだけが「利益」ではない
・元金返済部分も本当の利益を構成する
というくだりがあったのですが、本当にそうだと思いました。
そう考えると、Hさんのようにたとえ現在キャッシュフローがでていないとしても、それは元金返済部分が大きいだけで、実は「本当の利益」を毎月着実に積み重ねていることになります。
今回の塾では、この、「本当の利益」という部分にフォーカスしてお伝えしたのですが、なるほど、という感じです。
あと、余談として、Hさんが実践されている、コンテナ投資についてもご紹介いただきました。
利回り20%を優に超えていくような投資法だったので、参加者のみなさんも興味津々、という感じでした。
続いて、二人目は、Tさん。
区分、その中でも団地に特化して投資しています。
Tさんも先ほどのHさんと同じく、非常に短期もしくは現金で投資されている着実派。
これまで、団地物件を数百万円で購入し、リノベーションして賃貸する、ということをしてきたのですが、今回取得された団地では、まったくリノベーションすることなく、賃貸にだし、何と、3日で入居者を獲得してしまいました。
その話を聞くと、単にラッキーパンチではなく、物件購入前からの綿密なリサーチによってのものであることが分かります。
Tさんは政府系機関をメインに融資を受けていますが、やはり、非常に低金利、しかも短期で融資を組んでいます。
Tさんも、今回の物件では、利回りは高いものの、キャッシュフローはまったく出ていません。
でも、ここでいう、「本当の利益」という意味では、毎月、着実な利益を積み増していっているように思いました。
勉強会の後はお決まりの懇親会。
今回はこんないい感じのカフェバーで昼間っから飲みまくり。
でも内容は熱かった。
またそこででた体験談もすごかった。
ある大家さんが、次のようなメールを入居者からもらった、というのです。
転勤でやむを得ず退去するという入居者さんからのメールで、
「こんな良い部屋は探してもなかなかみつからないと思います。
何より〇〇さんがいつも自らお掃除をして建物を大切にされているのがよく伝わりました。
〇〇さんが建物を大事にされていることは私たちにも伝わっていましたし、娘が汚したり傷をつけないように気を付けて大切に過ごさせていただきました。本当にありがとうございました!」
思わず目頭が熱くなりましたね、本当に。
こんなメールを入居者さんからいただいたりしたら、より頑張らずにはいられないですよね!
こんないい話もきけて、本当に有意義な31回の大家塾でした。(^^
第31回 浦安大家塾 受講者の声 |
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